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妹尾昌俊

妹尾昌俊認証済み

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教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事

報告

見解ノートが効果的な子もいますが、子どもによって不得意や視覚優位、聴覚優位などはちがうので、必ずノートをとらないといけない、と考える必要はないと思います。また、きれいにノートをとることが目的化して、考えが深まっていない授業などはもったいないと思います。教科書に直接書き込んだりする学習法もありますし、方法は様々です。より問題だと思うのは、一部の中学校などでは、ノート点検があり、評価(内申書)に影響したり、きれいなノートをとることが目的化することになったりする例があります。もう少しゆるやかにしてほしいです。ノートのとりかたが分からないという子もいますので、様々な方法をシェアしたり、先生がアドバイスしたりするのはいいと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 清水章弘

    教育アドバイザー・プラスティー教育研究所代表

    補足確かにノートを取らない子が増えている実感があります。授業の形態が多様化していることが影響しているので…続きを読む

  • 石川一郎

    学校改革プロデューサー

    提言「コロナ×ICT教育」の影響は少なからずあると考えます とともに、一方通行的な授業からアクティブラー…続きを読む

コメンテータープロフィール

妹尾昌俊

教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事

徳島県出身。野村総合研究所を経て2016年から独立し、全国各地で学校、教育委員会向けの研修・講演、コンサルティングなどを手がけている。5人の子育て中。学校業務改善アドバイザー(文科省等より委嘱)、中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、スポーツ庁、文化庁の部活動ガイドライン作成検討会議委員、文科省・校務の情報化の在り方に関する専門家会議委員等を歴任。主な著書に『変わる学校、変わらない学校』、『教師崩壊』、『教師と学校の失敗学:なぜ変化に対応できないのか』、『こうすれば、学校は変わる!「忙しいのは当たり前」への挑戦』、『学校をおもしろくする思考法』等。コンタクト、お気軽にどうぞ。

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