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佐々木成三

佐々木成三認証済み

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元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

報告

解説老老介護は肉体的・精神的に大きな負担となり、ストレスや将来の不安などから絶望感が深まることでこのような悲劇が起こり得ます。 刑事を退職後、介護施設の運営の経験がありますが、親を介護施設に預けることに対してマイナスイメージを持つ方が多くいました。 施設は専門スタッフによるケアや医療サポートが受けられることで、高齢者の生活の質が向上し介護者と被介護者の両方に精神的な安心をもたらすという効果があり、それまで被介護者との関係の溝も一度リセットできると感じています。 このような事件を防ぐためには、多方面からのアプローチが必要です。

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    東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

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コメンテータープロフィール

佐々木成三

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

22年の警察人生のうち、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課で10年間従事し、数々の重要事件捜査本部において被疑者の逮捕、取り調べ、捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に関わり、多くの経験があります。また、捜査一課においては、デジタルフォレンジック(デジタル証拠)を収集・ 解析するデジタル捜査班⻑として、パソコン、防犯カメラ、スマートフォンの解析を経験しており、サイバー犯罪捜査においても知識を有しています。

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