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今井佐緒里

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欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者

報告

見解日本人は、事を荒立てないことを第一に考え、主張しない傾向がある。しかしこの姿勢は、外交ではマイナスに働くことも多い。 なぜもっと日本政府や外交は、はっきり大声で何度も主張しないのだろう。シー・シェパートが暴力的な事は欧州でも有名で、元代表は「スレスレの所を攻めている」事を誇る人物だ。そして有名支持者には「絶滅しそうなクジラを捕って食べるとは何事か!」といったエキセントリックな発言がよく見られる。 しかし、欧州のまともなジャーナリスト達は、日本のクジラ捕獲量は絶滅させる量からは程遠い事実や、シー・シェパートがとる手法の正確な説明(眉を顰めさせるのに十分)を書いている。そして岩屋外相が、これは捕鯨の問題ではなく「法の執行の問題だ」と10月に言った事も、書いたメディアは存在する。日本の政治家の発言は珍しいと言われてしまったが。 もっと主張すれば彼らは書いてくれるはずなのに、歯がゆくてたまらない。

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コメンテータープロフィール

今井佐緒里

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。元大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省機関の仕事を行う(2015年〜)。出版社の編集者出身。 早稲田大学卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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