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今井佐緒里

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欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者

報告

補足テレグラムに、パイロットとグロズヌイの航空管制官との交信の一部が公開された(本物かどうかは不明)。それによると、理由は不明だが(濃霧のせい?)、機体は何度か着陸を拒否された。パイロットはGPS信号が失われたと報告。そこで出発地点のバクー(アゼルバイジャン首都)に戻る事を決意。その時激しいショックを受けた。直後に装置の制御困難と油圧系統の劣化を報告。パイロットは、隣接するロシアの2つの空港に着陸する許可を繰り返し要求した。ここで終わりだ。 それがなぜ、カスピ海の向こう側、カザフスタンに着陸したのか。アゼルバイジャンの軍事専門家は、2つの空港の着陸許可はおりなかったようで「誤解であってほしいが、重傷を負った機体をカスピ海に送るという命令は、証拠を隠滅するという命令に従ったも同然」と述べた。機体はカスピ海に落ちず、パイロットの英雄的な行為により地上に降り立ち、生存者がいたと、仏紙は報告した。

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コメンテータープロフィール

今井佐緒里

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。元大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省機関の仕事を行う(2015年〜)。出版社の編集者出身。 早稲田大学卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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