日本企業のスポンサーは、二人としっかり話す必要があると思う。不快に思うし、差別発言と受け止めている日本人もいる事を、きちんと二人に伝える。その上で二人の話をじっくり聞き、お互いの理解を深めた上で、しかるべき正式な謝罪を求め実現したら、終わらせる方法があると思う(サッカー連盟やクラブとの共同歩調が必要?) 二人の謝罪文の内容は本心だと感じた。世の中には「やあ、汚ねえツラ」「よう、くそったれの息子」みたいな会話を、毎日行う世界に生きている人々がいる。それと、真の差別主義者の白人は、黒人の同国人と親友になったりしないものだ。これは一般論だが、二人と十分話して、何が問題の核心なのか見極めるほうがよいと思う。 デンベレは24歳。自分の地位にふさわしい言動を身につけてほしい。 あと、おかしな日本語訳は、無料機械翻訳が一役かっていると思う。それだけでは説明がつかない奇妙な仏文英訳の部分もあるのだが・・。
コメンテータープロフィール
フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。元大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省機関の仕事を行う(2015年〜)。出版社の編集者出身。 早稲田大学卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr