見解昨年に比べて今年の地価がどれほど上がったかを数値化するのが「上昇率」。この上昇率で上位になったのは、沖縄県恩納村や沖縄県宮古島市、北海道千歳市、そして熊本県大津町、同菊陽町など。もともとの地価が抑えられていたへんぴな場所で、半導体メーカーの工場が開所されたなど特殊事情で地価が大きく上昇したところです。 特殊事情がある場所では局地的に地価が上がりますが、エリアが広範囲で活気づくわけではありません。現に、熊本県では大津町、菊陽町から離れた熊本市中心部で飲食店の客足が落ち、街が寂れるのでは、という不安が生じています。 国や地方自治体は「地方でも地価が上がり、活気が出ている」という印象を与えたいようです。しかし、その論調にほころびが見え始めている気がしてなりません。
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コメンテータープロフィール
年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。
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