中日・中田翔、現状維持の年俸3億円サイン「情けない1年になってしまった」来季は「ラストチャンスだと思うので、後悔なく全うしたい」
中日の中田翔内野手が9日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3億円でサインした。 ◆中田翔、立浪監督と笑顔のハイタッチ【写真】 昨オフにオプトアウト権を行使して巨人との契約を破棄し、中日に入団。3月29日のヤクルト戦(神宮)で移籍後初本塁打を放つなど、開幕から主軸打ち、チームを支えた。しかし、5月に右太ももを痛めて登録を抹消され、以降は度重なる腰痛に苦しむなど、62試合の出場で打率2割1分7厘、4本塁打、21打点だった。 「情けない1年になってしまいましたし、最初からけがに気を付けてと言っていましたが、その中で体を作り直さなければいけないと改めて思いましたし、純粋に自分の体の弱さも再確認できた。ファンのみなさまに申し訳ない」と話した。 来季から井上新監督が就任し、チームは新たな体制となる。中田は、「ラストチャンスだと思うので、後悔なく全うしたいですし、その先のことは神様が決めることだと思うので、自分ができる範囲で全力でやった中で、最終的にチームとして笑い合って終われたらそんな最高なことはない。そこを目指して、しっかりと体づくり、1年間通して戦い抜くことを目標にやっていきたいです」と力を込めた。(金額は推定)
中日スポーツ