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斎藤秀俊

斎藤秀俊認証済み

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水難学者/工学者 長岡技術科学大学大学院教授

報告

補足日本海の今頃にしては高い波が押し寄せていました。特に沖に見える離岸堤(波消しブロックの列)と離岸堤との間の隙間からは波が扇型に広がって岸に向かう様子がわかります。  管理員という名称は、海岸ではあまり見かけません。入場者の行動を監視するのか、海岸の設備の管理をするのか、はたまた救助まで担うのか。どこまでの任務を負っていたのでしょうか。  新潟の海岸では、地元の浜の漁師の方々が遊泳者が安全に泳げるようにタワーに座って視る海水浴場が多く見受けられます。どちらかというと、海の流れや波の起きやすいところを熟知しているようにも思えます。  亡くなられた管理員の方、これまでしっかりと浜を守ってきた方かもしれません。それにしても77歳、たいへん気になります。

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コメンテータープロフィール

斎藤秀俊

水難学者/工学者 長岡技術科学大学大学院教授

ういてまて。救助技術がどんなに優れていても、要救助者が浮いて呼吸を確保できなければ水難からの生還は難しい。要救助側の命を守る考え方が「ういてまて」です。浮き輪を使おうが救命胴衣を着装してようが単純な背浮きであろうが、浮いて呼吸を確保し救助を待てた人が水難事故から生還できます。水難学者であると同時に工学者(材料工学)です。水難事故・偽装事件の解析実績多数。風呂から海まで水や雪氷にまつわる事故・事件、津波大雨災害、船舶事故、工学的要素があればなおさらのこのような話題を実験・現場第一主義に徹し提供していきます。オーサー大賞2021受賞。講演会・取材承ります。連絡先 jimu@uitemate.jp

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