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大島和人

大島和人

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スポーツライター

報告

補足同じように夏場の屋外で開催されているサッカーの高校総体、クラブユース選手権などを取材していた限りにおいて選手が「足をつる」ケースはほとんど見ませんでした。走行距離の短い野球でなぜそういう現象が起こるのだろう?と不思議に思っていました。 鍛えられた選手の集まる全国大会で、クーリングタイム後に「足をつる」選手が立て続けに出るのは、おそらく再現性のある現象でしょう。振り返ると空調の効いた東京ドームで開催された都市対抗野球大会でも、プロ注目の有力選手が足をつっていました。つまり「暑さだけ」が理由ではないのでしょう。 「そもそも夏場の屋外で競技大会を開く是非」をまず問うべきという意見も出るでしょう。とはいえそれが医科学的にどういうメカニズムで、どういう対処が可能なのかがしっかり研究され、選手が悔いなく全力を尽くせる環境の整備が進んでほしいと願っています。

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  • 松倉雄太

    スポーツライター/野球ジャーナリスト

    見解今夏から導入されたクーリングタイム。 初日に2試合連続で直後に足をつる選手が出たのは、今後の糧とすべ…続きを読む

コメンテータープロフィール

Kazuto Oshima 1976年11月生まれ。出身地は神奈川、三重、和歌山、埼玉と諸説あり。大学在学中はテレビ局のリサーチャーとして世界中のスポーツを観察。早稲田大学を卒業後は外資系損保、調査会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を始めた。サッカー、バスケット、野球、ラグビーなどの現場にも半ば中毒的に足を運んでいる。未知の選手との遭遇、新たな才能の発見を無上の喜びとし、育成年代の試合は大好物。日本をアメリカ、スペイン、ブラジルのような“球技大国”にすることを一生の夢にしている。21年1月14日には『B.LEAGUE誕生 日本スポーツビジネス秘史』を上梓。

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