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報告

解説核兵器が使用されても限定核戦争で止めて全面核戦争へのエスカレーションを防ぐという考え方になりますが、敵が核兵器を使用したら、 ①通常兵器による報復 ②同程度の核兵器による報復で手打ちを狙う このような方法があります。 ①の方法は相手が「核兵器を使用すると損だ」と思われる大規模な通常攻撃が必要になりますが、逆に相手に「核兵器でなければ対抗できない」と思わせて逆効果になる可能性もあります。 ②の方法は相手が使用した核兵器の威力や規模と合わせた同程度の攻撃を、同程度の価値の目標に攻撃を行って均衡を狙う戦略です。これは相手に全面核戦争に発展しかねない恐怖を抱かせて自重させる効果がありますが、相手が自重しなかった場合は全面核戦争に到る可能性が上がります。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 村野将

    米ハドソン研究所研究員

    解説すでに核が使用されてしまった状況において、米国大統領は「(プーチンに)これ以上状況をエスカレートさせ…続きを読む

  • 鶴岡路人

    慶應義塾大学総合政策学部准教授

    解説記事の内容自体に特に新しい点は無いが、追加で強調すべきは、ロシアが核兵器を使用した場合の米国の対応を…続きを読む

コメンテータープロフィール

弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。

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