武装蜂起したワグネルはロストフ・ナ・ドヌ市にあるロシア軍の南部軍管区司令部を戦車と装甲車で包囲して制圧、そのまま北上してヴォロネジまで到達済みという報告まであり、首都モスクワを目指して進撃している可能性があります。現時点までワグネルはロシア正規軍や国家親衛軍(治安維持部隊)との本格的な交戦には入っておらず、小規模な小競り合いがある程度ですが、今後はどうなるか分かりません。本格的な交戦に発展する可能性も有り得ます。 しかしワグネルは戦車や攻撃機まで持つ異例の重装備の武装勢力ですが、それでもロシア正規軍の本気の機甲戦力と砲兵火力と航空戦力の前ではまともな勝負にはなりません。つまり本格交戦を避ける政治的な駆け引きがあり、それに失敗したら踏み潰される運命です。ワグネルのトップのプリゴジン氏と、プーチン大統領の関係性で、今後どうなるかが決まります。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人戦闘兵器、オスプレイなど、ニュースに良く出る最新の軍事的なテーマに付いて解説を行っています。
関連リンク(外部サイト)
JSFの最近の記事
JSFの最近のコメント
アクセスランキング
- 1
SNSに面識のある女性(20代)の名誉を傷つける内容・画像を投稿か 30代の女を逮捕
tysテレビ山口 - 2
フジ月9「366日」初登場わずか40秒 女優の正体にネット騒然「びっくり」「鼻に特徴ある」
スポーツ報知 - 3
コンクリート・アスファルトで目を凝らせば見つかる“小さな赤い虫”「カベアナタカラダニ」とは 潰すと赤い汁が...そしてメスしか確認されていない不思議な生態
RSK山陽放送 - 4
宇野昌磨 前代未聞のくだけた?引退会見が話題「なんか可愛いし面白い」「こんな引退会見ある?」対談形式で趣味の話まで
デイリースポーツ - 5
デコピンが「真美子夫人の前だとでっぷりした表情」 大谷翔平といる時との“違い”に注目
Full-Count