補足今年は観測開始以来、最も暑かった昨年を上回る暑さとなっており、熱中症警戒アラートが発表となった地域数(のべ)は、すでに昨年一年間の発表地域数(のべ)を3割も上回っています。 熱中症になりやすい、湿度が高い危険な暑さが6月から始まり、9月中旬になっても収まっていません。長く続いている危険な暑さで体が弱っている可能性があります。少し気温がやわらぐ来週まで、あと少しの熱中症対策の継続が必要です。
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コメンテータープロフィール
1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2024年9月新刊『防災気象情報等で使われる100の用語』(近代消防社)という本を出版しました。
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