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気象予報士

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補足気象庁は令和12年度までの10年計画で、線状降水帯に関する情報の改善に取り組んでおり、その途中成果を使って線状降水帯に関する情報を発表しています。線状降水帯の半日前の発生予測予報もその一つで、今年からは、これまでの地方ごとから府県ごとの細かさで予測するように変わっています。 完成途上の情報で、まだ精度が低い情報ですが、この情報が発表されると、線状降水帯が発生しなくても、警報級の大雨が降っています。そういう意味では、線状降水帯に関する情報が発表されるときは、いつも警戒が必要です。そして、この情報は、いつまでも精度が低い情報ではありません。

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コメンテータープロフィール

1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2024年9月新刊『防災気象情報等で使われる100の用語』(近代消防社)という本を出版しました。

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