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饒村曜

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気象予報士

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補足線状降水帯の半日前予報では、九州南部は17日夜から18日午前中にかけて、四国では18日午前中に線状降水帯が発生するおそれがあるというものですが、この予報は、気象庁が行っている令和12年までの10年計画(線状降水帯を含む集中豪雨の予測精度向上)の研究・技術開発の途中成果に基づくものです。現在、今年就航した気象庁の観測船・凌風丸(四世)が東シナ海で上空の水蒸気等の観測を最新の機器で行っていますので、新しい知見が発見でき、予測精度の向上が期待されています。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 平野貴久

    気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

    補足線状降水帯は、夜間~早朝の発生が多いというデータがあります。今回もまさにその時間帯に大雨になることが…続きを読む

コメンテータープロフィール

1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2015年6月新刊『特別警報と自然災害がわかる本』(オーム社)という本を出版しました。

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