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平野貴久

平野貴久

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気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

報告

補足線状降水帯は、夜間~早朝の発生が多いというデータがあります。今回もまさにその時間帯に大雨になることが予想されますから、特に土砂災害警戒区域や浸水想定区域にお住まいの方は、今夜はできるだけ安全な場所に身を置いていただきたいです。 また、今回のように予測情報が出るということは、結果的に線状降水帯は発生しなかったとしても、大雨になる可能性は非常に高い状況であるということを示しています。線状降水帯はもちろん危険なものですが、線状かそうではないかにはこだわりすぎず、お住まいの地域がどれくらい危険な状況にあるかを、気象庁の「キキクル」などを活用して確認し、避難をしていただくことが大変重要になってきます。

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  • 饒村曜

    気象予報士

    補足線状降水帯の半日前予報では、九州南部は17日夜から18日午前中にかけて、四国では18日午前中に線状降…続きを読む

コメンテータープロフィール

平野貴久

気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

1980年愛知県生まれ。大学では気象学を専攻。卒業後は番組制作会社でリサーチャーとして活動。メディアを通じて自ら気象情報を発信したいという思いから、2009年に気象予報士の資格を取得。2012年から宮城県の仙台放送にて気象キャスターを務める。現在「仙台放送 Live News it!」出演中。予報はもちろんのこと、これまで宮城県内さまざまな場所を取材した経験から見えてくることなども発信できたらと思います。

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