見解小売業は顧客ファーストの考えが根強く浸透し、それをもとに長らく業務を遂行することを続けてきた。 しかし、従業員の満足度をアップすることで、顧客満足度を向上させるという考えがもたらされ、それを意識した働き方改革や、髪形・髪色、服装の自由といった身だしなみに関する規則変更も行われている。 顧客ファーストの視点は、商品・サービスを提供するうえで重要だが、お客様は神様ではなく、相互が利益を享受する対等の関係。顧客を過剰に意識することで、従業員がないがしろにされてはならないのは言うまでもない。
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コメンテータープロフィール
慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。
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