補足無痛分娩にもリスクがあり、死亡の例も報告されています。痛みが怖いから病院を探して無痛分娩や和通分娩を選ぶお母さんもいますし、それは否定されるものではないでしょう。 ただ、無痛・和痛を選ぶ方の中には、体調や産後の育児状況など、理由があるお母さんもいます。心身の負担を減らすことにより、産後の回復が少しスムーズになったと言う声もあります。高齢出産だったり、手助けしてくれる人がいなかったり、事情がある場合は、赤ちゃんと向き合うことができてプラスになるかもしれません。 何もなくても出産は命がけで、貧血や高血圧になりがちですし、慣れない授乳もあります。産後うつなども、最悪の場合、自死や虐待につながるケースも少なくありません。麻酔のリスクを受け止めた上で、お母さんの健康や、赤ちゃんの育児のために選ぶというような、目的がはっきりしているかどうかだと思います。
コメンテータープロフィール
早大参加のデザイン研究所招聘研究員/新聞社に20年余り勤め、主に生活・医療・労働の取材を担当/ノンフィクション「ダンスだいすき!から生まれた奇跡 アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」ラグーナ出版/新刊「ルポ 子どもの居場所と学びの変化『コロナ休校ショック2020』で見えた私たちに必要なこと」/報告書「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」/家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』/論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科/講談社現代ビジネス・ハフポスト等寄稿
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