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中島恵

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見解正直、呼び方はどっちでもいいかなと思います。私の本でも紹介していますが、コロナ禍で往来が途絶えて以降、日本ではガチ中華が流行り、中国の一部の大都市では日本の町中華のようなメニューを出す店が増えました。中国の日系居酒屋のメニューにも、焼餃子などは必ずあります。日本の町中華は、中国人からすると油が少なめで、比較的身体にいいといわれ、中国の店でも、日式ラーメン、日式炒飯、日式回鍋肉などが人気です。 ニラレバ(レバニラ)は日本と大きく変わりませんが、日本の回鍋肉は中国と違ってキャベツを使うのが特徴ですね。中国から日本の中華に取り入れられたメニューはたくさんありますが、最終的に日本に定着するのは、日本人の舌に合う料理ですね。

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  • 畑中三応子

    食文化研究家/料理編集者

    補足戦後復興が進んだ1950年代、日本ではスタミナ料理が流行し、疲労回復、滋養強壮、造血効果を求めて、レ…続きを読む

コメンテータープロフィール

なかじま・けい ジャーナリスト。著書は最新刊から順に「日本のなかの中国」「中国人が日本を買う理由」「いま中国人は中国をこう見る」(日経プレミア)、「中国人のお金の使い道」(PHP新書)、「中国人は見ている。」「日本の『中国人』社会」「なぜ中国人は財布を持たないのか」「中国人の誤解 日本人の誤解」「中国人エリートは日本人をこう見る」(以上、日経プレミア)、「なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?」「中国人エリートは日本をめざす」(以上、中央公論新社)、「『爆買い』後、彼らはどこに向かうのか」「中国人富裕層はなぜ『日本の老舗』が好きなのか」(以上、プレジデント社)など多数。主に中国を取材。

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