クリスマスケーキの予算減少…物価高も影響か 購入予定は去年より増加 百貨店調査
テレビ朝日系(ANN)
見解実質賃金は夏ボーナス時期に一時的にプラスとなったが、依然、マイナス基調が続いている。マイナス幅は縮小しているとは言いながら、大企業の賃上げによるものであり、大半の世帯では実質的見入りはマイナス続きという状況にある。所得の少ない世帯を中心にエンゲル係数も上がっているため、クリスマスというイベントごとでも、予算を気にせざるを得ない。賃上げが広く全般に行き渡るまでは、こうした傾向は避けられないということだろう。
みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。
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