見解国内セブンイレブンの既存店売上は、2024年前年比マイナスの月も多く、ファミマ、ローソンがプラスを続けているのに比べて、一人負けと言われていたが、「うれしい値!」導入の効果もあって、回復の兆しがみえており、10月、11月には売上、客数ともにプラスに回復している。実質賃金マイナス幅は縮小しているが、大企業の賃上げの反映であって、多くの中小企業までは波及しておらず、収入面での二極化が進んだ状態が明らかになっている。そうなると、価格訴求しないことを原則としてきたセブンからは、離脱する顧客が増えることは覚悟していたのだろうが、ここまで消費者の財布が厳しくなることを、予測出来なかったことが、価格対応の遅れとなった、ということだろう。とはいえ、優秀なベンダー群を抱えるセブンは、価格にも配慮した、さらなる商品開発が十分可能であるため、今後はこれまでのような「一人負け」とはならないのではないか。
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コメンテータープロフィール
みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。
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