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溝口紀子

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スポーツ社会学者、教育評論家

報告

解説日本大学の運動部において不祥事が多発する原因の一つは、在籍学生数が約7万人と非常に多いことから、問題が発生しやすくなる点です。 また、大学経営がコンツェルン化していることで、修学以外の学生指導やクラブ活動に対する管理が行き届かず、内部統制が不十分になりがちです。 このため、ガバナンスの改善が必要です。 具体的には、クラブ活動における会計の透明性を向上させるため、授業料外の徴収について学生や保護者に定期的な会計報告を行う仕組みを導入し、適正な運営を徹底することが求められます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 辻本典央

    近畿大学法学部教授

    解説被害者に虚偽の事実を述べ、その者が支払義務があると誤信して金銭を支払った場合は、詐欺罪が成立します。…続きを読む

コメンテータープロフィール

溝口紀子

スポーツ社会学者、教育評論家

1971年生まれ。スポーツ社会学者(学術博士)日本女子体育大学教授。公社袋井市スポーツ協会会長。学校法人二階堂学園理事、評議員。前静岡県教育委員長。柔道五段。上級スポーツ施設管理士。日本スポーツ協会指導員(柔道コーチ3)。バルセロナ五輪(1992)女子柔道52級銀メダリスト。史上最年少の16歳でグランドスラムのパリ大会で優勝。フランス柔道ナショナルコーチの経験をもとに、スポーツ社会学者として社会科学の視点で柔道やスポーツはもちろん、教育、ジェンダー問題にも斬り込んでいきます。著書『性と柔』河出ブックス、河出書房新社、『日本の柔道 フランスのJUDO』高文研。

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