ブルートレインに泊まれる「四国遍路の駅・オハネフの宿」予約方法・アクセス・西讃の観光情報まとめ
☆“うどんの国”香川県に「ブルートレインの宿」開業!
寝台特急「なは」の客車(ブルートレイン)を転用した民宿「四国遍路の駅・オハネフの宿」が、香川県観音寺市にオープンしました。四国八十八か所霊場の札所・雲辺寺に至るロープウェイの駐車場にあり、瀬戸内海が一望できる場所にあります。
23年4月8日にオープンした「オハネフの宿」には、4月21日時点でホームページがありません。クルマやバイク・公共交通機関でのアクセス方法、料金や注意点、そして「オハネフの宿」を起点にした観光プランをまとめました。
(オーナー・岸井さん許諾済み、公式ホームページや予約システムは近々リリースされるそうです。公開次第追記します)
☆目次☆
- 宿泊可能な部屋
- 予約方法・宿泊費用
- クルマ・バイク・公共交通でのアクセス方法
- 近くの買い物・GS・観光情報
「ブルートレインの宿」としてのレポートは、別途まとめます。(予定)
・「四国遍路の駅・オハネフの宿」宿泊レポート(公開予定・掲載誌募集中)
☆宿泊情報
【宿泊可能な部屋】
・「デュエット」2人用個室(オハネフ25-2209)
・「開放B寝台」4人相部屋(オハネフ25‐206)
【予約方法・宿泊費用】
@予約(2023年4月現在)
090-6286-0325 電話受付のみ ※ネット予約は準備中 後日情報追加
@チェックイン
15:00以降20:00頃までに管理室(客車の後方)へ。
(20:00以降は事前連絡・要相談)
@宿泊費(現金払い)
・デュエット 1室/12000円(2人宿泊可能)・B寝台 1人/5000円
@食事
現在のところなし(すぐ前にうどん店開業予定)近くの食事情報は後ほど
@シャワーあり
別途、「おおのはら温泉 萩の湯」割引券配布
@その他注意事項
山の上なので結構冷えます。1枚羽織るものを持っていくなど、温度調節が可能な服装をおすすめします。
電源が全席にありません。延長コードを持ってきた方が良いかも。
☆「オハネフの宿」までのアクセス手段
≪クルマやバイクでのアクセス方法≫
「オハネフの宿」は最寄インターチェンジ(高松自動車道・大野原インター)から7.0Km。ラスト2Kmはそこそこの山道になるので、ツーリングでお越しの方は対向車に気を付けて。
≪レンタカーがある駅から「オハネフの宿」への距離≫
・琴平駅から クルマ40分 23Km
・観音寺駅から クルマ20分 11km
・高松駅から クルマ1時間10分(高速道経由) 64.4Km
(大野原インターからのルート)
大野原インターから国道11号に出て右折、1kmほど進んで「十三塚」交差点を右折。県道8号(観音寺佐野線)を山が見える方向に向い、途中で「雲辺寺」の案内看板に従って進みます。
「雲辺寺ロープウェイ」駐車場が3か所あります。うち第2駐車場へどうぞ。
ICから「オハネフの宿」まで 食料調達
・コンビニ 「ファミリーマート大野原町萩原店」(宿から4.5km)
・スーパー「マルナカ大野原店」(宿から7Km)
ほか国道11号沿いにはマクドナルド・すき家・かつや・王将などの店舗あり
現地(雲辺寺)は食料を扱う店がほとんどありません。自動販売機も少ないので、先に調達した方が無難です。
最寄りガソリンスタンド 「ENEOS磯野石油店」(宿から4.3km)
他、ICまでの沿道でGSは4軒、うちIC前の「伊藤忠」は24時間営業しています。
・近くの温泉「おおのはら萩の湯」(宿から6.5Km)
・近くのバーベキュー可能な施設「萩の丘公園キャンプ場」(宿から4.6Km)
・近くのホームセンター「コメリ大野原店」(宿から6.8Km)
≪公共交通機関でのアクセス方法≫
・最寄バス停
観音寺ふれあいバス・五郷高室線(日・祝日、特定日運休)
「内野々集落センター」バス停 徒歩1・8Km (1日1往復)
「谷上教育センター」バス停 徒歩3・0Km (1日2往復)
「内野々集落センター」バス停の発着は観音寺駅1351発、内野々集落センター1540着、帰りは1020発しかありません。
ほかレンタサイクルはJR琴平駅・観音寺駅にあるものの、現地はかなり山の中。相当に体力を要しそうです。
☆観光スポットはある?ここまで来たら雲辺寺、さらに行っちゃえうどんツアー
「オハネフの宿」のまわりには、絶景・驚きの観光スポットがいっぱい!
さらに「オハネフの宿」を朝に出てから巡りたい、オススメのうどん店も紹介します。
【近くの観光スポット】
☆「ろくじゅうろくばん、雲辺寺!」(大泉洋さん口調で)&雲辺寺山頂公園
四国八十八か所霊場の第66番札所・雲辺寺は、香川県・徳島県の県境にそびえる雲辺寺山(標高927m)にあり、霊場の中でも険しい山中にあるため「四国高野」との別名も。
しかし現在は、1987年に開業した「雲辺寺ロープウェイ」で楽々・スイスイ到達できます。その速度は、ロープウェイとしては日本で2番目に早い「時速36km」。高低差657mをクリアして、約2・5Kmを7分で結びます。
参拝の後は、瀬戸内海を一望できる「雲辺寺山頂公園」へどうぞ。「天空のフォトフレーム」は、SNSで映えまくること間違いなし!
雲辺寺ロープウェイがある旧・大野原町エリア(2005年に観音寺市に合併)はもともと見どころが多く、ロープウェイだけでなく後述の豊稔池ダムや、五郷渓温泉には観光ホテルもありました。このホテルはアウトドア料理「狩場焼き」が人気で、香川県出身で40代以上の方なら「五郷温泉のカリバヤキー!」というCMを見たことがあるのでは?
この旧・大野原町エリアは四国八十八カ所を巡る「お遍路さん」だけでも年間十数万人の方が訪れ、近年は「天空のフォトフレーム」などがある雲辺寺山頂公園へ、海外から訪れる人々も多いと言います。
☆まるで西洋の古城のよう?~豊稔池ダム
鉄道遺産として貴重な「オハネフの宿」を観察したら、土木遺産「豊稔池ダム」にも寄っていきましょう。「オハネフの宿」から3Kmほど、柞田川の上流にある「豊稔池ダム」(豊稔池堰堤)は、「バッドレス式(コンクリート節約などの目的で、張り出した梁で形作られている)+マルチプルアーチ式ダム」という、技術的にも少し変わった様式がとられています。
堤長は150m弱とそこまで大きくないものの、ヨーロッパの古城を思わせるアーチのは独特の優美さ。平成18年には重要文化財(建造物)に指定されています。
☆空が鏡のように映る海~SNS映えスポット・父母ヶ浜
「オハネフの宿」からはクルマで30分(約18Km)はあるものの、是非とも寄りたい!
もともと普通の海水浴場だった「父母ヶ浜」(ちちぶがはま)は、ネットの口コミがもとで、いまや年間約45万人が訪れる絶景スポットに。遠浅の海にシルエットや雲が対称に反射する「天空の鏡」はSNS映え間違いなし!また夕暮れ時には約1Kmものロングビーチが茜色に染まり、眺めているだけでも時間が過ぎてしまいます。
☆「年に3日だけ橋で渡れる」津嶋神社、「年2日だけ乗降できる駅」JR津島ノ宮駅
☆個性それぞれ、うどんツアー
「オハネフの宿」からクルマで20分くらいの距離にはうどん店が20軒近く。「うどんツアー」でどの店を選ぶか迷ってしまいます。
ここで、筆者(宮武)オススメの「オハネフの宿・ついでに立ち寄りたいうどん店」セレクションを。(以下:まだまだ工事中)
※営業時間等は変更になる場合があります。各自ご確認ください
【「オハネフの宿」近くの「朝うどん」(クルマで30分圏内)】
・こがね製麺所 バローズ大野原店
・上杉食品
・西端手打 上戸
・(番外編)讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター(いりこ出汁の中華そば屋さんです)
【その他、筆者お勧めのお店】
・sirakawa (シラカワ) 宿から11.5 Km
着流しをビシッと決めた大将が打つ麺は滑らか!イリコが利いたキリッとした出汁も香り豊か。
・手打ちうどん 渡辺 宿から17Km
とにかくコシ強い!そして麵を噛むと香り豊か!普通の食料品店の隅でうどんを出してくれて、トッピングはお惣菜コーナーで選び放題。
このあと・・・
【琴平町側】
・宮川製麺所
・長田in香の香
・三嶋製麺所
・小縣家
などを追加していきます。