記事にもあるとおり、今後、晩婚化が進むと未婚シングルによる介護、既婚者のダブルケアがさらに増えていくことが考えられます。 子世代の生活、もっと言えば、「人生」を守る仕組みが必要ですが、制度は常に現実に後れを取ってしまうもの。 こうして社会に広く窮状を訴えていくことが、時間はかかりますが、困っている方々を支援する制度につながっていきます。 一方で、こうした方々の横のつながりやサポートネットワークをつくっていくことも必要です。 現実的な解決にすぐにつながらなくても、対症療法的な対応方法やつらい気持ちの共有が、一人で苦しんでいる方たちの支えになることもあります。 当事者の方々があげた声に周囲が気づき、きちんと受け止め、つながりづくり、サポートネットワークづくりを進めていければと思います。
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コメンテータープロフィール
高齢者介護を中心に、認知症ケア、介護現場でのハラスメント、地域づくり等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材や講演、研修講師としての活動をしつつ、社会福祉士として認知症がある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士も務める。著書として、『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)、『多職種連携から統合へ向かう地域包括ケア』(メディカ出版)、分担執筆として『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社)など。
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