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宮下公美子

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介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

報告

補足高齢者虐待も障がい者の虐待も増加しているとの報道が続きました。 実際増えている可能性は否定できませんが、必ずしも増加の一途を辿っているとは言い切れません。 というのも、自治体ベースで見ると、通報数が多い自治体と極端に少ない自治体があり、何が虐待にあたるかという認知度が高まっている自治体ほど通報が増えていると言われているからです。 一方、先日、同法人内で介護方針の違いから対立がおき、互いに通報合戦をしてしまうケースを聞きました。 本質的な問題解決のためとは言えない通報は、現場を混乱させます。 誰もが虐待についての正しい認識を身につけ、適切に通報、対応がとられるようになることを願います。

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  • 高野龍昭

    東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

    補足介護従事者による高齢者虐待は、残念ながら、経年的にみると増加傾向にあります。 厚生労働省発表の元デー…続きを読む

コメンテータープロフィール

宮下公美子

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

高齢者介護を中心に、認知症ケア、介護現場でのハラスメント、地域づくり等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材や講演、研修講師としての活動をしつつ、社会福祉士として認知症がある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士も務める。著書として、『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)、『多職種連携から統合へ向かう地域包括ケア』(メディカ出版)、分担執筆として『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社)など。

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