Yahoo!ニュース

宮下公美子

宮下公美子認証済み

認証済み

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

報告

提言障がいが見えやすい人だけを障がい者として扱う。 障害者というバイアスをかけて見る。 そんなアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を持つ人は多いと思います。 なぜか。 障害を持つ人と共に過ごす経験が圧倒的に不足しているからです。 障害を持つ子どもを受け入れている幼稚園、小学校では先生方の心配をよそに、子供たちが当たり前に障がいを持つ子をうまく受け止めて一緒に遊ぶ方法を生み出していきます。 大人たちのような偏見を持たないからです。 一緒に遊びたいから一緒に遊べる方法を考える。 ただそれだけのこと。 障害の有無に関わらず共に学べるインクルーシブ教育の幼稚園,小学校では、障害のない子たちが障がいのある子から学ぶものの方がその逆よりはるかに多いと言います。 幼い頃にインクルーシブな共育ちを経験すればその後も偏見を持ちにくいはず。 インクルーシブ教育の一般化を期待します。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった105

コメンテータープロフィール

宮下公美子

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

高齢者介護を中心に、認知症ケア、介護現場でのハラスメント、地域づくり等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材や講演、研修講師としての活動をしつつ、社会福祉士として認知症がある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士も務める。著書として、『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)、『多職種連携から統合へ向かう地域包括ケア』(メディカ出版)、分担執筆として『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社)など。

関連リンク(外部サイト)

宮下公美子の最近のコメント