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松岡宗嗣

松岡宗嗣認証済み

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一般社団法人fair代表理事

報告

見解この訴訟の原告の一人だった佐藤郁夫さんは、2021年に病気で亡くなってしまいました。今日の記者会見では、控訴人の一人である小野さんが、机に置かれた佐藤さんの遺影を見ながら「同性婚がはやくできてほしいと言っていた友人が何人も亡くなってしまいました」と語っており、とても重く響いていました。 亡くなった佐藤さんのパートナーは、佐藤さんが倒れてしまった際、病院でパートナーだと伝えても「親族でなければ病状は説明できない」と言われてしまったそうです。最期に立ち会えない可能性もありました。 すでに司法から7つの違憲判決が下されています。今後も各地の高裁判決、そして最高裁判決へと続きますが、その間にも同性婚の実現を待ちわびながら亡くなっていく当事者がいます。国は最高裁判決を待たず、早急に法律を整備すべきと考えます。

コメンテータープロフィール

愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、GQやHuffPost、現代ビジネス等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など

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