補足学生の就職指導や企業の採用選考に携わっていますが、キラキラネームというだけで人生において損している子を見てきました。 まず名前が読めないだけで、選考において手間がかかります。今、面接では家庭や家族について聞くことができないので、名前はかなり重要なヒントになる可能性は飛躍的に高まりました。採用決定するのは社長など経営者であり、そうした方々の価値観と著しく異なるキラキラネームというだけで、勝手に偏見を持たれることは少なくありません。 名前が勝手にイメージを生むことは止めようがありません。比率は少ないですが、一流大学の学生でもキラキラネームはいます。恥ずかしそうに自己紹介する学生には「あなたに責任は無い」と強く励まします。なくても済んだ無駄な劣等感を持ってしまったり、成長の妨げになったかも知れない子供には心から同情します。 就活の荒波でも成果を出せるよう、普通以上にしっかり準備を支援します。
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コメンテータープロフィール
東北大学特任教授/人事コンサルタント/産業カウンセラー。コミュニケーション専門家として企業研修や大学講義を行う中、危機管理コミュニケーションの一環で解説した「謝罪」が注目され「謝罪のプロ」と命名されるが、実はコミュニケーションとキャリアデザインのWメジャーが専門。ハラスメント対策、就活、再就職支援など、あらゆる人事課題で、上場企業、巨大官庁から個店サービス業まで担当。理系学生キャリア指導の第一人者として、日本初の理系専用キャリアガイドを著わし、理系マイナビ他Webコンテンツも多数執筆。30代に会社を辞め、自費によるロンドン大学大学院留学でキャリアチェンジを果たしたリスキリング先駆者。