見解あえて時流に反する意見をいえば、女性比率を上げることが本当のダーバーシティ&インクルーシブなのかという疑問を感じています。記事にある「内部昇格」こそ、組織にとって重要で、男性であっても外部からプロ取締役・プロ経営者を招いての成功例も失敗例もあります。 女性役員は女子アナ、弁護士、他社経営経験者なら安全だとばかりに、女性比率だけ上げていることはないのでしょうか?社内に男女問わず、経営管理能力のある人材は本当にいないのでしょうか? モラール(士気高揚)管理の点からは、自分たちはがんばっても、希望しても毛並みの良い外部人材でなければ役員になれないというメッセージになりかねないことを危惧します。 もっとも、そこまでして役員になるメリットを感じていないという社員が少なくないという別の問題もはらんでいると思いますので、単なる比率だけを論じることに疑問を感じます。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
東北大学特任教授/人事コンサルタント/産業カウンセラー。コミュニケーション専門家として企業研修や大学講義を行う中、危機管理コミュニケーションの一環で解説した「謝罪」が注目され「謝罪のプロ」と命名されるが、実はコミュニケーションとキャリアデザインのWメジャーが専門。ハラスメント対策、就活、再就職支援など、あらゆる人事課題で、上場企業、巨大官庁から個店サービス業まで担当。理系学生キャリア指導の第一人者として、日本初の理系専用キャリアガイドを著わし、理系マイナビ他Webコンテンツも多数執筆。30代に会社を辞め、自費によるロンドン大学大学院留学でキャリアチェンジを果たしたリスキリング先駆者。
増沢隆太の最近のコメント
【独自】「犯罪で得たお金を回収しました」横浜市の強盗殺人事件で新たに30歳の女を逮捕 奪われた現金の回収役か 神奈川県警
TBS NEWS DIG Powered by JNN