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本田雅一

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見解"真偽検証廃止”ではなく”真偽検証の仕組みを変える”と捉える方が実態を掴める。 従来の真偽検証では利用者の意見や情報発信に”思想的な偏り”の指摘に対し有効な反論や対策が難しい。 そこでネット社会を現実社会に近づけるため”衆人環視”の仕組みを実装していく。Xでは投稿に対し異なる意見やファクト情報をユーザーが付与する”コミュニティノート”が機能しているが、同様の仕組みを導入し、民主的に発信を監視する運営にを目指す。 一方でSNSは情報拡散の速度が速く、利用者が再発信することでデマや誤情報が爆発的に広がる。デマ対策の後退、明らかなヘイトスピーチ、人種差別の増加によりメンタルヘルス被害をもたらす可能性もある。 つまり両方に長短があり、今後は衆人環視の仕組みがどれほど進化できるかにかかっている。最終的な評価には時間がかかるはずだ。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 篠原修司

    ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

    解説「投稿の真偽検証を廃止」は若干ミスリードです。 正しくは「ファクトチェッカーによるファクトチェックを…続きを読む

  • 山口健太

    ITジャーナリスト

    解説メタが「表現の自由」の範囲を押し広げることによって、真偽不明の情報が増える可能性はあります。SNSに…続きを読む

コメンテータープロフィール

本田雅一

フリーランスジャーナリスト

IT、モバイル、オーディオ&ビジュアル、コンテンツビジネス、モバイル、ネットワークサービス、インターネットカルチャー。テクノロジとインターネットで結ばれたデジタルライフと、関連する技術、企業、市場動向について解説および品質評価を行っている。夜間飛行・東洋経済オンラインでメルマガ「ネット・IT直球レポート」を発行。近著に「蒲田 初音鮨物語」

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