見解AIと言えば、多くの人が想像するのは、ChatGPTのようなネット上で提供される多様な知識を備えたAIサービスでしょう。 しかしスマホのAIはそれらとは異なる側面があります。ネット上で利用できるAIならばアプリ経由、あるいはアシスタント機能からの自動呼び出しで十分だからです。実際、新型iPhoneも一般的な質問はChatGPTを呼び出します。 スマホAIに求められているのは、スマホに集まるアプリ、サービスからの雑多な情報を把握し、ユーザーが誤解しやすい文脈を整理したり、プライベートな連絡への返信の下書きを提案することなど。当然ながらクラウドには上げず、端末内で処理することが求められます。 サムスンやグーグルもAIのスマホへの応用を始めていますが、各社ともまだ手探りな上、品質も高くありません。アップルは独自の解決策を打ち出しましたが、まだ結果は出ておらず成熟までにはまだ時間がかかるでしょう
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コメンテータープロフィール
IT、モバイル、オーディオ&ビジュアル、コンテンツビジネス、モバイル、ネットワークサービス、インターネットカルチャー。テクノロジとインターネットで結ばれたデジタルライフと、関連する技術、企業、市場動向について解説および品質評価を行っている。夜間飛行・東洋経済オンラインでメルマガ「ネット・IT直球レポート」を発行。近著に「蒲田 初音鮨物語」
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