この秋一番の冷え込み、「咳が止まらない」患者増える 長い猛暑で自律神経の乱れも影響か
メ〜テレ(名古屋テレビ)
補足気温の変化によって気道過敏性が増すメカニズムを有する「咳ぜんそく」がよく取り上げられますが、気温だけでなく湿度も低くなるので、ハウスダストなどのアレルゲンが浮遊しやすい時期でもあります。また、乾燥で気道粘膜も弱くなり、ウイルスに感染しやすくなります。咳や感染症を予防するために、部屋の湿度は40~60%を保つようにしてください。
国立病院機構近畿中央呼吸器センターの呼吸器内科医。「お医者さん」になることが小さい頃からの夢でした。難しい言葉を使わず、できるだけ分かりやすく説明することをモットーとしています。2006年滋賀医科大学医学部医学科卒業。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医・代議員、日本感染症学会感染症専門医・指導医・評議員、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医・指導医・代議員、インフェクションコントロールドクター。※発信内容は個人のものであり、所属施設とは無関係です。