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久保田博幸

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金融アナリスト

報告

補足総務省が18日発表した9月の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が108.2となり、前年同月と比べて2.4%上昇した。8月が同2.8%の上昇となっていたことで、5か月ぶりに伸び率が縮小した。ただし、2022年4月以来、30か月連続での2%超えでもある。過去の2%超えが継続していた時期を確認してみたところ、1989年4月の消費税導入をきっかけに2%超えとなり、2%超えは1992年12月まで続いていた。あらためて確認したところ、物価だけでなく日銀の利上げ開始のタイミング、日経平均は過去最高値を更新などその当時との類似性が浮かんできた。

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  • 永濱利廣

    第一生命経済研究所首席エコノミスト

    見解政府の電気代・ガス代への補助金再開により、生鮮食品およびエネルギーを除く総合(コアコアcpi)以外の…続きを読む

  • 小林真一郎

    三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部 主席研究員

    解説生鮮食品を除く総合(コア)の伸び率は8月の前年比2.8%から同2.4%に低下しましたが、酷暑乗り切り…続きを読む

コメンテータープロフィール

フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。

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