NYダウ終値、161ドル高の4万3239ドル…2日連続で過去最高値更新
読売新聞オンライン
見解9月の米小売売上高が前月比0.4%増と市場予想を上回り、フィラデルフィア連銀が発表した10月の製造業景況指数も予想を上回った。米景気の底堅さが意識されて消費関連株や景気敏感株の一角が買われた。TSMCが発表した2024年7~9月期の決算も好感されて半導体の一角も買われた。ダウ平均は161ドル高となり最高値更新、ナスダックは6ポイントの上昇。昨日のECB理事会では今年3回目となる0.25%の利下げを決め、欧州株式市場が反発していたこともフォローの材料に。
フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。