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久保田博幸

久保田博幸認証済み

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金融アナリスト

報告

見解15日の米国株式市場では、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの株が大きく売られたことで、半導体株などを中心に売られ、ダウ平均は反落し324ドル安となっていた。ダウ平均は過去最高値を更新するなどして利益確定売りも入りやすかったとみられる。しかし、昨日は半導体株の一角が買い戻され、利益が市場予想を上回ったモルガン・スタンレーなどが買われて、ダウ平均は337ドル高となり、あっさりと最高値を更新した。この動きからみても米国株式市場は底堅くみえることから、ここで値固めをしてさらに上を目指すことも予想される。

コメンテータープロフィール

フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。

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