見解22年に公開された「ガリレオ」シリーズ「沈黙のパレード」は福山雅治さんと東野圭吾さんの相性の良さを感じました。ガリレオの湯川が似合っていたのかもしれませんが、「ブラック・ショーマン」は「主人公は人格者でも正義漢でもなく、人を騙(だま)す快感だけを求めて行動します」とのことで新たな演技に挑む福山さんに期待です。俳優の芝居や魅力はもちろん、映画の成功を占うポイントは、監督にもあります。今回、「ガリレオ」の映画に文芸の香りを残した西谷弘さんでなく、信用詐欺師の物語「コンフィデンスマンJP」で徹底的にポップに振った田中亮さんです。「コンフィデンスマン」を成功に導いた立役者のひとりであり「イチケイのカラス」の映画版でも工夫が見られました。あえて「ガリレオ」とはまったく違うカラーで攻めることで印象もずいぶん変わるでしょう。
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コメンテータープロフィール
角川書店(現KADOKAWA)で書籍編集、TBSドラマのウェブディレクター、映画や演劇のパンフレット編集などの経験を生かし、ドラマ、映画、演劇、アニメ、漫画など文化、芸術、娯楽に関する原稿、ノベライズなどを手がける。日本ペンクラブ会員。 著書『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、ノベライズ『連続テレビ小説 なつぞら』『小説嵐電』『ちょっと思い出しただけ』『大河ドラマ どうする家康』ほか、『堤幸彦 堤っ』『庵野秀明のフタリシバイ』『蜷川幸雄 身体的物語論』の企画構成、『宮村優子 アスカライソジ」構成などがある
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