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菊田康彦

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補足ジャッジ選手は32歳にして3度目のシーズン50本塁打以上となったわけですが、過去にこれを4度達成している選手たちを見てみると…。 ルース選手とソーサ選手は共に32歳で3回目、33歳で4回目(ルース=1927年60本、28年54本、ソーサ=2000年50本、01年64本)、マグワイア選手は35歳で3回目(1998年70本)、36歳で4回目(99年65本)。つまり、3人とも3回目の翌年に4回目を記録しているのです。 ちなみに2016年のジャッジ選手デビュー前日に引退したロドリゲス選手の場合は、やはり32歳で3度目の"大台"に到達したものの(2007年54本)その後は引退まで40本塁打を超えることはありませんでした。今からこんな話をするのも気が早いですが、ジャッジ選手に関して言えば来年、一気にルース選手らに肩を並べても何の不思議もないように思います。 ※各年齢は当該年の誕生日時点のもの

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コメンテータープロフィール

静岡県出身。小学4年生の時にTVで観たヤクルト対巨人戦がきっかけで、ほとんど興味のなかった野球にハマり、翌年秋にワールドシリーズをTV観戦したのを機にメジャーリーグの虜に。大学卒業後、地方公務員、英会話講師などを経てフリーライターに転身した。07年からスポーツナビに不定期でMLBなどのコラムを寄稿。04~08年は『スカパーMLBライブ』、16~17年は『スポナビライブMLB』に出演した。著書に『燕軍戦記 スワローズ、14年ぶり優勝への軌跡』(カンゼン)。編集協力に『石川雅規のピッチングバイブル』(ベースボール・マガジン社)、『東京ヤクルトスワローズ語録集 燕之書』(セブン&アイ出版)。

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