見解ゲームの3Dポリゴン技術が進み、実在する人物をリアルに3Dキャラクターとしてゲームに登場させることが可能になりました。 セガの「龍が如く」シリーズなどのように、誰もが知る国民的俳優をそっくりな見た目で登場し、その俳優が映画で演じているかのように魅せる作品も増えてきています。 その中で、三浦さんのようにそれが「本人役」としてゲームに出る、というのは珍しいかもしれません。 過去の例には、演歌歌手の小林幸子さんが、2016年の『ファンタシースターオンライン2』に本人役として出たことがあります。 「DEATH STRANDING」シリーズは「メタルギア」シリーズの生みの親で知られる小島秀夫監督のシリーズ作品として知られており、映画的な演出が特徴だと言えます。 本人役として、どのように「DEATH STRANDING」の世界観に溶け込むのか楽しみにしています。
コメンテータープロフィール
1984年生まれ。千葉県市川市出身。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。「聖地巡礼」と呼ばれる、アニメなどメディアコンテンツを用いた地域振興事例の研究に携わる。近年は「withnews」「AERA dot.」「週刊朝日」「ITmedia」「特選街Web」「乗りものニュース」「アニメ!アニメ!」などウェブ・雑誌で執筆。共著に「コンテンツツーリズム研究」(福村出版)など。コンテンツビジネスから地域振興、アニメ・ゲームなどのポップカルチャー、IT、鉄道など幅広いテーマを扱う。