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河治良幸

河治良幸

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スポーツジャーナリスト

報告

見解今回はオーバーエイジを含めて、純粋な評価の他に、移籍などの事情が大きく関わっているのが、過去の大会よりも大きいですが、それだけ日本サッカーが前進したとも言えます。16カ国の情報を収集していますが、どこも多かれ少なかれベストメンバーを組めない事情を抱えており、欧州の列強国は特にその傾向があります。そういう意味では、日本は招集時点でベストメンバーではないもののメダルを狙うことは可能だとおもいますし、五輪予選を兼ねたU-23アジア杯でも、多くの主力選手を呼べない問題を抱えながら優勝しました。メダルもそうですが、ここを経験した選手が一人でも多くA代表に食い込んでくること、そして惜しくもメンバー外になった選手たちが奮起して、かつての長谷部、大迫、柴崎、鎌田といった選手たちのように、大外からA代表に食い込んでくることを期待します。

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  • 元川悦子

    スポーツジャーナリスト

    見解「今現在、招集できる可能な選手たちをベストと思われる選手たちを招集した」という大岩剛監督のコメント通…続きを読む

  • 森田泰史

    スポーツライター

    見解パリ五輪に向けた招集メンバーが発表されました。 松木玖生選手の選外は驚きでしたが、移籍の可能性がある…続きを読む

コメンテータープロフィール

タグマのウェブマガジン【サッカーの羅針盤】 https://www.targma.jp/kawaji/ を運営。 『エル・ゴラッソ』の創刊に携わり、現在は日本代表を担当。セガのサッカーゲーム『WCCF』選手カードデータを製作協力。著書は『ジャイアントキリングはキセキじゃない』(東邦出版)『勝負のスイッチ』(白夜書房)、『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』(ソル・メディア)『解説者のコトバを知れば サッカーの観かたが解る』(内外出版社)など。プレー分析を軸にワールドサッカーの潮流を見守る。NHK『ミラクルボディー』の「スペイン代表 世界最強の”天才脳”」監修。

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