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治部れんげ

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東京科学大学リベラルアーツ研究教育院准教授、ジャーナリスト

報告

補足毎日夕食を作るので魚の値段に敏感になります。この記事はサンマの店頭価格や水揚げ量、それらを決める環境要因を多角的に検討しており読みごたえがありました。 記事冒頭にある通り、かつてのように「すごく安い」とは思いませんが、昨年に比べると買いやすい値段だと思い、今年はよく食卓にサンマの塩焼きを出しています。 漁業など一次産業に携わる方の苦労を思うと、値段の上下で文句を言うのは良くないように思います。 一方で、多くとれて価格も手ごろな年の方が味も良い魚が多いのではないでしょうか。昨年は「ずいぶん高いな」と思いつつサンマを買って焼いて夕食に出しましたが、身がやせていて脂も少なく、値段の割に味が良くなかったことを記憶しています。 海洋環境と漁獲高、価格の関連が分かりましたので、続報では「味」との関連も分析していただくと消費者実感に説明がつくと思います。

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  • 畑中三応子

    食文化研究家/料理編集者

    補足サンマをはじめ、イワシ、サバ、アジ、ニシンといった“光り物”と呼ばれる青背の魚は、昔は安魚の代表格で…続きを読む

コメンテータープロフィール

治部れんげ

東京科学大学リベラルアーツ研究教育院准教授、ジャーナリスト

1997年一橋大学法学部卒業後、日経BP社で16年間、経済誌記者。2006年~07年ミシガン大学フルブライト客員研究員。2014年からフリージャーナリスト。2018年一橋大学大学院経営学修士。2021年4月より現職。内閣府男女共同参画計画実行・監視専門調査会委員、国際女性会議WAW!国内アドバイザー、東京都男女平等参画審議会委員、豊島区男女共同参画推進会議会長など男女平等関係の公職多数。著書に『稼ぐ妻 育てる夫』(勁草書房)、『炎上しない企業情報発信』(日本経済新聞出版)、『「男女格差後進国」の衝撃』(小学館新書)、『ジェンダーで見るヒットドラマ』(光文社新書)などがある。

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