Yahoo!ニュース

石渡嶺司

石渡嶺司認証済み

認証済み

大学ジャーナリスト

報告

見解10年前ということであれば田中英寿・元理事長時代にさかのぼります。 その後、加藤直人・理事長代行を経て現在の林真理子理事長となりました。 さて、林理事長体制となってから本部の体制は相当変わり、風通しが良くなっています。 一方、運動部を統括する部署は田中元理事長の逮捕後に就任した加藤理事長代行の時代を含めて大きくは変わっていません。 そのため、隠れ田中派とまではいいませんが、古い体質のままです。 昨年のアメフト部薬物事件も、元は単なる運動部の不祥事であり、すぐ謝罪していればそれで終わる話でした。 それが隠ぺいしようとした結果、大学の姿勢も含めて問題視されることになったのです。 今回の重量拳部の不祥事はすぐ謝罪し、かつ関係者の処分に踏み切っている点で評価できます。 とは言え、この事件を機に改めて運動部の職員を調査した方がいいのではないでしょうか。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった270

コメンテータープロフィール

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。

石渡嶺司の最近のコメント