見解生成AIを利活用する企業や団体、公的機関が増えています。生成AIを使えば効率的に文書を作成したりプレゼン資料をまとめたりすることが可能です。 ただ、生成AIを使ったことのある人にはよくわかると思いますが、かなり頻繁に誤情報が紛れ込むことが起きます。問題は、明らかな間違いならすぐにわかりますが、生成AIがいかにもありそうなもっともらしい嘘を本当のことに混ぜ込んでつくことです。 生成AIを使うヒトは、自分がわからないことを含め、生成AIに文章などを作成させることが多いため、それが本当なのか嘘なのかを判断できず、生成AIまかせになってしまいがちです。そもそも自分が知らないことを生成AIに作成させるわけで、それを改めて検証したり検索したり真偽を判別していたら生成AIに作成させる価値はなくなってしまいます。一種のジレンマなわけですが、生成AIの作成データを評価する生成AIが必要なのかもしれません。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
いしだまさひこ:北海道出身。法政大学経済学部卒業、横浜市立大学大学院医学研究科修士課程修了、医科学修士。近代映画社から独立後、醍醐味エンタープライズ(出版企画制作)設立。紙媒体の商業誌編集長などを経験。日本医学ジャーナリスト協会会員。水中遺物探索学会主宰。サイエンス系の単著に『恐竜大接近』(監修:小畠郁生)『遺伝子・ゲノム最前線』(監修:和田昭允)『ロボット・テクノロジーよ、日本を救え』など、人文系単著に『季節の実用語』『沈船「お宝」伝説』『おんな城主 井伊直虎』など、出版プロデュースに『料理の鉄人』『お化け屋敷で科学する!』『新型タバコの本当のリスク』(著者:田淵貴大)などがある。
石田雅彦の最近の記事
石田雅彦の最近のコメント
左右対称の模様をもつ猫姉妹 模様が対称的な猫は珍しい? 獣医師に聞いた
ねこのきもち WEB MAGAZINE
アクセスランキング
- 1
【速報】“紀州のドン・ファン”殺害事件 元妻に『無罪』判決 和歌山地裁 元妻はうつむきすすり泣く 裁判長「誤って(本人が)過剰摂取したことを否定できない」
読売テレビ - 2
統合失調症の姉を家に閉じ込めて20年以上 治療を拒んだ高学歴両親、説得し続けた弟がカメラでありのままを記録
SlowNews/スローニュース - 3
高すぎた「クルマのガソリン価格」引き下げへ! 目的のない「暫定税率」廃止が決定に 「トリガー条項」「補助金」はどうなる? 実際「どれくらい安く」なるのか
くるまのニュース - 4
まさかのタレントが!「FNS歌謡祭」意外54歳が「歌うんまーー!!」「びっくり」「何者!?」
スポーツ報知 - 5
【オリックス】九里亜蓮と電撃合意 広島から海外FA権行使のタフネス右腕 先発強化へ水面下で注目
スポーツ報知