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稲葉可奈子

稲葉可奈子認証済み

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産婦人科専門医 / 医学博士

報告

補足生理やPMSがしんどい方は、受験の時に生理がかぶらないようにしたいのはもちろん、普段の毎月の生理でしんどいのも受験勉強に影響しますし、はやめにご受診して頂けると受験までの期間も体調よく過ごせるようになります。 生理痛やPMSは、症状に個人差が大きいので、なんともない方もいれば、本当に勉強が手につかないほどしんどい日がある方もいます。 しんどいのはご本人なので、「そんなに影響しないよ」と周りが言う権利はありません。 男性には生理がないので、この点については女性は不利ではありますが、今は保険診療で治療することができます。 地域によっては小中高校生は医療証で医療費の補助もあります。 受験生でなくても、生理やPMSが重い方は、年齢にかかわらず婦人科をご受診下さい。 生理に振り回されることなく全力で受験に臨めるよう、産婦人科医として全力でサポートします。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 重見大介

    産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

    解説受験と生理の問題は昔から存在していましたが、社会的にスポットライトが当たってきたのはようやく最近にな…続きを読む

コメンテータープロフィール

京都大学医学部卒業、東京大学大学院にて医学博士号を取得、双子含む四児の母。産婦人科診療の傍ら、病気の予防や性教育、女性のヘルスケアなど生きていく上で必要な知識や正確な医療情報とリテラシー、育児情報などを、SNS、メディア、企業研修などを通して発信している。また、子宮頸がん予防やSRHRの推進など社会活動も行っている。 みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト 代表 / みんリプ!みんなで知ろうSRHR 共同代表/メディカルフェムテックコンソーシアム 副代表

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