災害備蓄用の水から細菌 販売前に製造会社と契約解除も公表せず
朝日新聞デジタル
補足ペットボトル入りのミネラルウォーターは濾過・殺菌の工程を経ているので、外から何か異物が入らない限り、本来は期限まできちんと飲用可能なはずです。どのような経緯で細菌が入ったのか、調べて公表いただきたいです。 ガラス瓶入りなら水は蒸発しませんが、ペットボトル入りの水は、長期間保存しておくと、ペットボトル容器を介して水が蒸発していきます。誤差範囲を超えて減量してしまうと「計量法」に抵触し、販売できなくなります。そこで、「この時期までは明記してある容量が入っている」期限が表示されています。厳密には「賞味期限(おいしさのめやす)」ではありません。 いざ自然災害が発生した際、保存してある水の期限が多少過ぎていても飲めることがほとんどです。そのように食品ロスの講演でも呼びかけていますが、このような細菌の検出があると、「疑わしきは捨てろ」という話になってしまうので非常に残念です。 水資源は命の源です。
奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about
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