補足ラニーニャ現象の特徴が明瞭になりつつあるため、今後は偏西風が南偏し、これまでよりも寒気が流れ込みやすくなる見込みです。寒気はやや西回りの傾向が見られ、西ほど影響が強く出る可能性があります。日本海の高い海水温と相まって、日本海側は多雪の傾向です。まだ海水温が下がり切らない冬の前半は、大雪には注意していただきたいです。 北日本に関しては、これとは別に、中緯度帯に寒気が南下する「北極振動」という現象の影響を受けることがあります。これは熱帯域の海洋変動の影響よりも予測の不確実性が大きく、難しい現象です。この現象如何によっては、今後の傾向が変わる可能性もあるため、毎週発表される1か月予報が非常に重要になってくると言えるでしょう。
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コメンテータープロフィール
1980年愛知県生まれ。大学では気象学を専攻。卒業後は番組制作会社でリサーチャーとして活動。メディアを通じて自ら気象情報を発信したいという思いから、2009年に気象予報士の資格を取得。2012年から宮城県の仙台放送にて気象キャスターを務める。現在「仙台放送 Live News it!」出演中。予報はもちろんのこと、これまで宮城県内さまざまな場所を取材した経験から見えてくることなども発信できたらと思います。
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