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平野貴久

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気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

報告

補足上空5500m付近で-36℃というのが、平地でも大雪になる目安とされています。今回はその寒気が東北南部あたりまで南下してくる予想となっています。 冬の前半に強い寒気が入ってくると、高い海水温と相まって、冬の後半よりも大雪になりやすい傾向があります。現在、寒気の通り道にあたる日本海の海水温は、平年より2℃以上高く、これが雪雲の発達を促します。 東北の日本海側は、この時季としてはそれなりに多い積雪になることが予想されます。また、山脈を越えて雪雲が太平洋側にも流れ込み、仙台など都市部でも多少の影響が出る可能性があります。週明けの通勤通学は注意した方がよさそうです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小杉浩史

    気象予報士 / ウェザーマップ所属

    補足あす21日(土)は一旦寒気が退き、東北日本海側でも雨として降る所がある見込みです。 ただこの低気圧が…続きを読む

  • 松浦悠真

    気象予報士/静岡第一テレビ気象キャスター/防災士

    見解低気圧が日本の東で急速に発達する影響で、日曜から日本付近で冬型が強まります。典型的な冬型気圧配置なの…続きを読む

コメンテータープロフィール

平野貴久

気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属

1980年愛知県生まれ。大学では気象学を専攻。卒業後は番組制作会社でリサーチャーとして活動。メディアを通じて自ら気象情報を発信したいという思いから、2009年に気象予報士の資格を取得。2012年から宮城県の仙台放送にて気象キャスターを務める。現在「仙台放送 Live News it!」出演中。予報はもちろんのこと、これまで宮城県内さまざまな場所を取材した経験から見えてくることなども発信できたらと思います。

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