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八田真行

八田真行

認証済み

駿河台大学経済経営学部教授

報告

見解議員など公的な地位がある人が、ポルノや人種差別的なコメントなど公序良俗に反する投稿に「いいね」を付けていたのがバレて炎上するということが今までありましたが、今後は付けた相手にしか分からなくなるわけで、変な考えを支持しているのが公には知られにくくなったり、結果としてアルゴリズム的にそういう投稿がブーストされて広く目につくようになる可能性があるのが問題のように思います(人によってはそう思わないかもしれませんが)。場合によっては「いいね」した相手からの恐喝などにつながるのではないでしょうか。ユーザ保護のためのことですが、逆効果になるような気がします。

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  • 徳力基彦

    noteプロデューサー/ブロガー

    補足この「いいね」の非公開化が急に全ユーザーに適応されたのは、Xが先日「ポルノと暴力コンテンツを条件付き…続きを読む

  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

    見解SNSを利用する企業には効果測定の点で難問が生じそうです。 Xを活用する企業等にとって、「いいね」の…続きを読む

コメンテータープロフィール

八田真行

駿河台大学経済経営学部教授

1979年東京生まれ。東京大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。一般財団法人知的財産研究所特別研究員を経て、現在駿河台大学経済経営学部教授。専攻は経営組織論、経営情報論。Debian公式開発者、GNUプロジェクトメンバ、一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)理事。Open Knowledge Japan発起人。共著に『日本人が知らないウィキリークス』(洋泉社)、『ソフトウェアの匠』(日経BP社)、共訳書に『海賊のジレンマ』(フィルムアート社)がある。

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