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舟木彩乃

舟木彩乃

認証済み

ストレスマネジメント専門家(Ph.D.,ヒューマンケア科学)

報告

補足よく受ける相談の1つにスメルハラスメント(スメハラ)があります。体臭などによって周囲に不快感を与えることをいいますが、柔軟剤などが原因になることもあります。ほとんどのスメハラは、無自覚で悪意あるものではないことから、指摘や注意が難しいです。相談を受けるケースの1つに上司の加齢臭があります。加齢臭を指摘するだけでもデリケートな上、上司ともなれば立場的に言いにくいということはよく分かります。 他にも、タバコ臭がクレームとしてくるなどの話も聞きます。 スメハラは、職場内において人間関係や業務効率の悪化などの影響を及ぼすことがあります。 対応策としては、誰もが加害者になるリスクがあることを共有し、社内ルールを作成し、研修することでしょう。例えば、喫煙室から出たあとは必ず消臭スプレーをするなどです。デリケートな問題のため、指摘の仕方についても同性から伝えるなど細かいルールを定めることも大切です。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 常見陽平

    千葉商科大学国際教養学部准教授/働き方評論家/社会格闘家

    解説スメハラの対応は難しい。指摘の仕方を気をつけないと「スメハラハラ」になってしまう。相談の仕方も難しい…続きを読む

コメンテータープロフィール

舟木彩乃

ストレスマネジメント専門家(Ph.D.,ヒューマンケア科学)

ストレスマネジメント専門家〈博士(ヒューマン・ケア科学)/筑波大学大学院博士課程修了)。株式会社メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー)副社長。文理シナジー学会評議員。AIカウンセリング「ストレスマネジメント支援システム」発明(特許取得済み)。国家資格として公認心理師、精神保健福祉士、第1種衛生管理者、キャリアコンサルタントなどを保有。カウンセラーとして約1万人の相談に対応し、中央官庁のメンタルヘルス対策に携わる。著書に『「首尾一貫感覚」で心を強くする』(小学館新書)、『なんとかなると思えるレッスン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)等がある。

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