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川崎大助

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作家

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解説トレーラー本編、さすがに「ライク・ア・ローリングストーン」が流れると盛り上がりますよね(本作タイトルも、同曲の詞の一節からの引用)。今回のこれで、より神話感が高まったというか、伝説をまんべんなく盛り込もうという方向性が明確に。ジョニー・キャッシュ(演じるのはボイド・ホルブルック)も登場。同じマンゴールド監督作でキャッシュを演じたホアキン・フェニックスと演技を見比べてみるのも一興(若き日の野獣性では、こっちのが上か)…など、まるで歌舞伎の演目のように自分は楽しみ始めています。そこのところ、『ボブ・マーリー:ONE LOVE』との共通性も。実在ミュージシャンの伝記ものという、今日各社がしのぎを削っているジャンルの先頭ランナーとなれるか?

コメンテータープロフィール

作家。小説執筆および米英のポップ/ロック音楽に連動する文化やライフスタイルを研究。近著に長篇小説『素浪人刑事 東京のふたつの城』、音楽書『教養としてのパンク・ロック』など。88年、ロック雑誌〈ロッキング・オン〉にてデビュー。93年、インディー・マガジン〈米国音楽〉を創刊。レコード・プロデュース作品も多数。2010年より、ビームスが発行する文芸誌〈インザシティ〉に参加。そのほかの著書に長篇小説『東京フールズゴールド』、『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』、教養シリーズ『ロック名盤ベスト100』『名曲ベスト100』、『日本のロック名盤ベスト100』など。

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