動画を見れば明らかですが、東京新聞の記者は自分へのクレームについて抗議しているんですね。官房長官は「ここは会見の場だから、それに答える必要はない」と言っています。時事のタイトルはあたかも質問を封じているように読めますが、ミスリード。菅長官の発言は要するに、「公の会見の場を自分へのクレームの抗議のために使うな」という意味です。 もっとも抗議するなら、会見場以外の場所でやるべきです。わざわざ動画のカメラが入っているところで、「見世物」のようにやる必要はないと思います。
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コメンテータープロフィール
兵庫県出身。姫路西高校、慶應義塾大学経済学部卒。国会議員政策担当秘書資格試験に合格後、政策担当秘書として勤務。テレビやラジオに出演の他、「野党共闘(泣)。」「“小池”にはまって、さあ大変!ー希望の党の凋落と突然の代表辞任」(ワニブックスPLUS新書)を執筆。「記者会見」の現場で見た永田町の懲りない人々」(青林堂)に続き、「『新聞記者』という欺瞞ー『国民の代表』発言の意味をあらためて問う」(ワニブックス)が咢堂ブックオブイヤー大賞(メディア部門)を連続受賞。2021年に「新聞・テレビではわからない永田町のリアル」(青林堂)と「眞子内親王の危険な選択」(ビジネス社)を刊行。姫路ふるさと大使。