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荒川和久

荒川和久

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独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

報告

補足クリスマスデートの起源というかクリスマスに男性が女性にプレゼントを渡すという意識革命を世に提示したのは、1980年松任谷由実さんの曲「恋人がサンタクロース」が最初のきっかけだったろう(ご本人がテレビ番組で「私が戦犯です」と言っていたくらい)。 この曲の歌詞が画期的だったのは、「クリスマスとは、恋人である男性がプレゼントを持って女性の家に来る」ことを歌っているところである。 その後1983年に女性誌『anan』が「クリスマスイブは素敵なレストランで過ごして、そのあとシティホテルで泊まり、ルームサービスで朝食を」という提案をし、これが赤坂プリンスホテルのイブ狂騒曲を生み出す。 しかし、そんな時代でも全員がカップルになりデートしていたわけではなく、大体7割は相手がいなかった。そもそも80年代にその流行に乗った今55歳すぎの世代が2020年に生涯未婚率過去最高となっているのも皮肉なものである。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • dragoner

    Webライター(石動竜仁)

    補足このデモを主催した革命的非モテ同盟の創設者(終身名誉書記長)から、『とっとと彼女を作って、こんな活動…続きを読む

コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

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